2月 試合結果
東京マラソン2018
1.レース状況
昨年、「記録をねらえる高速コース」へ変更となった東京マラソン、昨年、2時間3分58秒の日本国内最高記録を出したケニアのウィルソン・キプサング選手をはじめ、今年も海外から世界トップレベルの選手が参戦し、日本国内からも東京オリンピック2020男子マラソン日本代表を狙った日本トップ選手が多数集結した。
レースは、スタート時の気温6.5℃曇りの絶好のコンディションの中、東京都庁をスタートし、東京駅前でフィニッシュする42.195キロのコースで行われた。 スタートから昨年優勝のキプサング選手を中心にレースが進んだが序盤でレースを棄権したため、先頭集団のペースが少し落ち、日本勢の設楽(Honda)・井上(MHPS)・市田(旭化成)の3人が海外勢の先頭集団に入って日本新が狙えるペースで進んだ。
レースが動いたのは30km過ぎ、ペースメーカーが外れたタイミングでディクソン・チュンバ(ケニア)がスパートし、2時間5分30秒で優勝した。
日本勢では、井上選手が30km以降も先頭を追いかける積極的な走りで健闘する走りを見せたが、一旦遅れた設楽選手が驚異的な粘りで後半追い上げ38km過ぎに井上選手を逆転し、2002年シカゴで 高岡寿成(カネボウ)がマークした2時間6分16秒の日本新記録を16年ぶりに5秒更新する2時間6分11秒で2位(日本人1位)に入った。
井上選手は自己記録を大きく更新し、日本歴代4位となる2時間06分54秒の5位(日本人2位)そして日本人トップ選手で構成された第2集団でレースを進めていた木滑選手が36kmからスパートして抜け出し、自己記録を大きく更新する2時間8分8秒で7位(日本人3位)に入り、MHPSから出場した2選手とも上位入賞を果たしMGC出場権を獲得した。(スタート時の気象条件=曇り、気温6.5度、湿度36%)
2.大会結果
順位 | 選手 | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | ディクソン・チュンバ | 2時間5分30秒 | ケニア |
2 | 設楽 悠太 | 2時間6分11秒 | Honda 日本新記録、MGC出場権獲得 |
3 | アモス・キプルト | 2時間6分33秒 | ケニア |
4 | ギデオン・キプケテル | 2時間6分47秒 | ケニア |
5 | 井上 大仁 | 2時間6分54秒 | 入賞・自己新 MGC出場獲得 |
6 | フェイサ・リレサ | 2時間7分30秒 | エチオピア |
7 | 木滑 良 | 2時間8分8秒 | 入賞・自己新 MGC出場獲得 |
8 | 宮脇 千博 | 2時間8分45秒 | トヨタ自動車 MGC出場権獲得 |
9 | 山本 憲二 | 2時間8分48秒 | マツダ MGC出場権獲得 |
10 | 佐藤 悠基 | 2時間8分48秒 | 日清食品グループ MGC出場権獲得 |
3.選手コメント
井上 大仁 選手(長崎プラント建設部建設課)
- 順位
- 5位入賞(日本人2位)
- 記録
- 2時間6分54秒(これまでの自己記録 2時間8分22秒)
- レース後の本人コメント
- 沢山の応援ありがとうございました。
自己ベストは更新できましたが、非常に悔しい結果となりました。
しかし、MHPSの大応援団には力をもらい走りきることができました。
今後また世界で勝負できるような選手を目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします。
木滑 良 選手(熱エネルギー機器製造部燃料電池製造課)
- 順位
- 7位(日本人3位)
- 記録
- 2時間8分8秒(これまでの自己記録 2時間10分30秒)
- レース後の本人コメント
- 自信を持ってマラソンのスタートラインに立てたことが、今回の結果に繋がったと思います。
35㎞以降、第2集団から積極的に出れたのは今後のマラソンにも繋がると思うので、次はタイムというよりも闘うということを意識してマラソンに挑戦したいと思います。
ご声援ありがとうございました。
クロカン日本選手権2018(福岡クロカン)
大会結果
順位 | 選手 | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 大迫 傑 | 29分53秒 | ナイキ・オレゴンP/J |
2 | 山口 浩勢 | 29分57秒 | 愛三工業 |
3 | 西山 和弥 | 29分58秒 | 東洋大学 |
37 | 目良 隼人 | 31分19秒 | MHPS |
目良 隼人
- 順位
- 37位
- 記録
- 31分19秒
- 備考
- MHPS
- 本人コメント
- 今回、8年ぶりとなるクロカンに出場しました。
事前の練習は、ある程度出来ていましたが、レースでは5km過ぎから 先頭集団から離されてしまい、そこから全く体が動きませんでした。
今回のレースで根本的な力が足らないと痛感したので、次のレースまで 体を作り直したいと思います。
※写真クリックで拡大表示され前後送れます
第46回全日本実業団ハーフマラソン
大会結果
順位 | 選手 | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | チャールズ・ディランゴ | 1時間1分55秒 | JFEスチール |
2 | 村山 紘太 | 1時間2分00秒 | 旭化成 |
3 | 田中 秀幸 | 1時間2分00秒 | トヨタ自動車 |
40 | 目良 隼人 | 1時間04分32秒 |
第58回唐津10マイルロードレース
大会結果
順位 | 選手 | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 設楽 悠太 | 46分12秒 | JHonda |
2 | 西山 雄介 | 46分58秒 | トヨタ自動車 |
3 | 今西 俊介 | 47分00秒 | 東洋大学 |
48 | 松枝 翔 | 50分09秒 |
*松枝選手は、このレースが現役最後のレースとなりました。
CSR活動:2/11(日)平戸市生月ロードレース大会
1.イベント内容(ゲストランナー対応)
※10km/5km/3km/2km/1.5kmの5レースに721人の参加者がある大会に佐藤選手・定方選手がゲストランナーとして参加しました
2.写真
第67回別府大分毎日マラソン
1.レース状況
今回の別大マラソンは、東京オリンピック2020 男子マラソン日本代表決定レースへの出場権が獲得できるマラソングランドチャンピオンシップ(以下MGC)シリーズに指定されており、また8 月に開催されるジャカルタ2018 アジア大会男子マラソン日本代表の選考レースにも指定されていることもあり、日本代表を狙った若手ランナーが多数集結しました。
レースは、低気温と強風の悪コンディションの中、大分市の高崎山・うみたまご前をスタート、別府市で折り返し、大分市営陸上競技場でフィニッシュする42.195 キロのコースで開かれました。
優勝争いは競技場までもつれ、デスモンド・モクゴブ(南アフリカ)が2 時間9 分31 秒で初優勝しました。2 位に日本人トップで園田 隼(黒崎播磨)が2 時間9分34 秒で入り、MGC出場権を獲得致しました。
MHPSからは佐藤選手と定方選手の2名が出場、佐藤選手が2 時間12 分37 秒(自己新)で10 位入賞、定方選手は2 時間16 分21 秒(自己新)で22 位でした。
(スタート時の気象=晴れ、気温4 度、湿度67%、北北西の風3.8 メートル)
2.大会結果(別大は、10 位までが入賞)
順位 | 選手 | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | デスモンド モクゴブ | 2時間9分31秒 | 南アフリカ |
2 | 園田 隼 | 2時間9分34秒 | 黒崎播磨・MGC出場権獲得 |
3 | 大塚 祥平 | 2時間10分12秒 | 九電工 |
10 | 佐藤 歩 | 2時間12分37秒 | 入賞・自己新 |
22 | 定方 俊樹 | 2時間16分21秒 | 自己新 |
3.選手コメント
佐藤 歩 選手(防衛・宇宙セグメント 調達部 艦艇・特機調達課)
- 順位
- 10位入賞(日本人6位)
- 記録
- 2時間12分37秒(これまでの自己記録 2時間16分17秒)
- レース後の本人コメント
-
今回2年振り3回目のマラソン出場となりました。
30km 手前で先頭から遅れをとってしまった 結果となりましたが、
最低限入賞・自己新を出すことが出来たのは3 か月間のマラソン練習の成果と思います。
給水の仕方・30km 以降でのペース維持等の課題も見つかりましたので、次回に向けて頑張りますので今後とも応援宜しくお願い致します。
定方 俊樹 選手(MHPS長崎プラント建設部安全推進課)
- 順位
- 22位(日本人17位)
- 記録
- 2時間16分21秒(これまでの自己記録 2時間21分21秒)
- レース後の本人コメント
-
余力を残し30kmまで上手く走れ、レースが動いた後も前を追いましたが、そこで力んでしまい突然身体が動かなくなりました。悔しいです。
ただ35kmまで2時間9分のペースでいけたことは次に繋がると思います。
また、1番苦しい30km過ぎの大分共火からのMHPS応援団にすごく力をもらいました。
現地、テレビ等からたくさんの応援、本当にありがとうございました。